柿渋の加工

 

柿渋の加工 
柿渋製品の過去、現在、未来ー


 

 先人たちが育んできた柿渋は、その主成分であるカキタンニンの高分子性、3つの隣接したフェノール性水酸基による特性などにより、現在様々な分野で活躍しています。そして、これから迎える未来社会においては、健康・医療、新産業分野で新たな機能を発揮するバイオマテリアルになると私達は考えています。

 

 図:けいはんな科学絵本 柿渋とカキタンニンより 柿渋・カキタンニン研究会2018年発行

 

 1.「食べる」

柿渋食品の持つ消臭・美容・健康効果を知ろう!

一例: 柿しぶエキス 柿の精(顆粒)
・渋味が健康のお手伝い
・野菜や肉などのお料理にふりかけるなどしてお召し上がりも可能。

株式会社三桝嘉七商店の商品紹介ページはこちら

 

 一例:柿渋エチケット (600mgあたり柿渋エキス末300mg)
【主要原材料】柿渋エキス末(トレハロース、柿抽出物)
【調整剤等】麦芽糖、セルロース、クエン酸、二酸化ケイ素、香料、ステアリン酸Ca、セラック、甘味料(スクラロース) 

DHC社の商品紹介ページはこちら

その他の柿渋の消臭、美容、健康効果については、柿渋のサイエンス「飲料・食品・サプリメント関係」をご覧ください。

 

 2.「日用品」

 健康で豊かな日常を送るために柿渋染めを知ろう!

 

 一例:柿渋で染めたワタ「カキモコ」のモコモコを活かしたオリジナルクッション。

株式会社トミヤマの商品紹介ページはこちら

 

3.「衛生」

柿渋ポリフェノールの抗菌・抗酸化作用を知ろう!

柿渋マスク

柿渋Houseみますの商品紹介ページはこちら

   

衛生関連の柿渋加工品については、柿渋のサイエンス「保健・衛生・医療・化粧品」
の高血糖値の抑制作用、ウイルスの増殖抑制についてもご覧ください。

 

4.「環境」

   

重金属と貴金属を捕まえる『魔法の3本の爪』って何?

詳しくは、「柿渋のサイエンス;科学の扉を拓く?!」をご覧ください。

 

5.「消臭」

悪臭成分と微生物増殖の二重抑制効果を知ろう!

   

一例:古来より防菌防臭として活用されてきた自然素材「柿渋」の力に着目し、 柿渋エキスをはじめ、ニオイを防ぐ7つの成分を配合した薬用柿渋石鹸「柿のさち」。

株式会社マックスの「柿のさちシリーズ」紹介ページはこちら

 

6.その他(アート作品、工芸製品など)

   

「和の生活」にあった柿渋文化を楽しもう!

 詳しくは、
柿渋のサイエンス「染色と塗料関係(衣・住関係)」
建築材への利用、綿布の染色と機能性

をご覧ください。

柿渋染めのご朱印帳

「京の霊場 南山城古寺」さんのpageをご覧下さい。

 

7.未来

様々な可能性を拓く未来のバイオマテリアル

  まだ商品化されていない柿渋・柿タンニンの利用技術や作品を調査し、取り上げて行きます。

 

8.経済、人口

エコセレブ生活「見ぃつけたっ」

 エコセレブって何?